わんルーム・・・・・名犬ヘロッピ物語・・・ヘロッピの事件簿3

ヘロッピたちの話は食べ物の話ばかりであったがポチが「泥棒は俺たちが捕まえるんや」といいだしたので

皆その気になってしまった。

なぜかポチが仕切っているのであった。

「ヘロッピ次はお前のうちが危ないよってしっかりせなあかんで」と言われたので少し心配になって

くるのであった。

ドーベルマンのジョンに「ヘロッピ、ローストビーフ食えるがなうらやましいの」といわれて少し楽しみになって

きたのであった。

「おまえら食うことしかしら知らんのんか、泥棒捕まえるんやで」とポチが少し怒ったように言った。

「ヘロッピお前とこの隣にダックスのホンダがいるやろ あいつと協力してやってくれなあかんで」といわれると

ヘロッピは「あいつはあかんで足は遅いし何時もボケーとしとる あいつも名前負けしとる」と言うと

シェーンとラッシーが怒ってしまったのであった。

「泥棒が入ってるのを見たり犯人を見かけたりしたらすぐに皆に知らせよやないか、絶対に餌なんかに

だまされんようにせなあかんで」とポチが言ったのだがどの顔みても食い物には弱いようであった。

「シャケの皮でころっとだまされるようなやつばっかりやで、ローストビーフや松阪牛やったらいちころやで」

とジョンが言うと「お前鶏のから揚げでやられたよってな」とヘロッピが言うとラッシーが怒ってしまった

のであった。

「とにかくすぐに皆に知らせなあかんで、連絡係はトラ猫のトラとミケネコのタマにさせる 猫にも協力

してもらうことにする」とポチだけが必死であった。

とにかく犬たちの捜査が始まったのであった。