山ガールとかいって山に出かける女性が増えていて山に登るファッションもはなやかになっている。
山に登るのにペットを連れて登るひともいると思う。
多くの人が山に登るということは山に登るマナーも問題になってくる。
富士山に登るのにTシャツにサンダルといった人もいる 山で木の枝を折ったり植物を綺麗だからといって
持ち帰ったりする人もいるのには困ったものである。
ペットを連れていって糞の始末をしない人もおおくいるのである。
ペットにかぎらず人間も山の中で大小をするというひともかなりいるのである。
人が入ってはいけないところに入ってしますと危険であるので大きな事故につながることもある。
またひとがふんだりするので植物が育たなくなるのである。
山の入るのに自分だけが楽しめばいいのでなく 皆のことも考えて自然を大切にしてほしいものである。
最近は山道を走る競技「トレイルラン」というのがあって人気らしい 競技するのはいいが細い山道を走る
のは一般の登山者にとって迷惑になるばかりか山にとってはなはだ迷惑なことである。
山は今こういっているに違いない
「人の体なにゃと思ってるねん 犬の蚤みていに自由に勝手にしやがって痛いがなこれでは長生きでけへ
んがな 植物も俺の大事なもnやでこれでははげてしもて山がしんでしまうがな」
といって売るようにおもうのである。
■何でもありの高尾山
開山から1270年。「信仰の山」としても名高い高尾山を登山競走のトレーニングの場として利用するアスリートの存在は以前から聞いていたが、あまりの多さに驚いた。登山道を数分おきにジョギングとはいえないスピードで駆け上がっていく。登山客を抜く際に速度を落としたり、声をかけて注意を促すランナーはまれだ。多くが無言のまま駆け抜けていく。中には高齢のハイカーも多く、接触するだけで転倒や滑落の危険もありそうだ。
■ペットを連れていく心理
ちなみに、高尾山周辺は「明治の森高尾国定公園」に指定されており、スミレなどの草花が群生し、スギやブナをはじめとする原生林が残る都内有数の景勝地なのである。
■一人の行為がはびこる
登山モラルの低下はそれだけではなかった。登山道をはずれて植物や草花の写真を撮る者、ゴザで場所取りをして花見に興じる者。実際、山頂付近は大宴会場と化し、幼児を抱えたヤンママがビールを威勢よくあおっているかと思えば、喫煙者が吸い殻をためらいもなく道ばたに捨てていた。
標高3000メートル級の北アルプスの登山と違って、低山の高尾山はハイキングの延長としてとらえられている。どれもこれも、心がけ次第で改善できるような“マナー違反”のたぐいである。とはいえ、公道における自転車マナーと同じで、放置すれば重大な事故を引き起こす危険もある。
登山には人間の持つ「品格」が出やすい。山中で偶然の出会いがあった。年に数回、高尾山を訪れるという初老の女性で、気さくに話しかけてきた。一人登山でも孤独感はない。自分に合った歩幅で歩く姿は美しく、軽快だった。山登りを純粋に楽しみたいというフツーの愛好家がいることを忘れてならない。
5月の大型連休を控え、高尾山周辺は高速道同様、渋滞となるだろう。「登山道はだれのものでもない」。まずはそんな意識を持って「隗(かい)より始める」しかない。