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わんルーム・・・名犬ヘロッピ物語・ヘロッピと子犬の3日間・・・5

わんルーム・・・名犬ヘロッピ物語・ヘロッピと子犬の3日間・・・5
 
ヘロッピは朝目が覚めても昨夜ことを思い出したら腹がたつのであった。
 
ご主人に「隣のホンダをみならえ」と言われたのを思い出すとむかつくのである。
 
「なんで あんなホンダみたいなやつが表彰されなあかんねん 思い出しただけでも腹が立つ」
 
と言ってまた家の中を走りまわるので 子犬たちに言われるのである。
 
「お父ちゃん すんだこといつまでも言ってもしょうがないやないか 人生前向きに考えなあかんで」
 
と2匹に言われて余計に腹がたつのであった。
 
「アホ わかってるわえ せやけどなんであのアホのホンダと比べられなあかんねん」
 
「せやけど もうええがな すんだこっちゃがな」
 
パウロにいわれるのであった。どちらが親かわからないのである。
 
ジュリアが「お父ちゃん ビールでも呑めへんか やけ酒やで」と言われたがさづがのヘロッピも
 
朝からビールは気が引けるのか
 
「アホ朝からビールなんか飲めるか」と言ってしまったが 内心は呑みたいのである。
 
「お前らしょうもないこと言うてんと なんぞ勉強でもしたらどうや」
 
「勉強て なにしたらええねんな」
 
「お手とかお座りの稽古でもせい 犬なならこれだけは 常識や」
 
「お父ちゃんはできるんか なんやむつかしそうやな」と二匹がいうので お前らお座りとかお手
 
はどこの犬でもするで」と言われたのでパウロ
 
「ほんなら 隣のホンダのおっちゃんもするのんか おとうちゃんいつもアホ!いうてるけど」
 
「どやろな ホンダはせえへんかもしれんな せやけどなんぞ食いもんもろたらお座りぐらいはできる
 
やろ しかしあいつは泥棒に金の隠し場所まで教えるうらいやさかい 案外賢いかもしれんな
 
といって関心しはじめたのである」
 
「ほんなら ぼくらもなんかもろたときだけでええのんか」とパウロが言うのでヘロッピはまた怒って
 
「アホ あんなアホのホンダといっしょくたにするな」と怒鳴りつけるのであった。
 
「お父ちゃんはどんだけできるのん いっぺんみせてんか」とジュリアに言われるので
 
「アホ そんなんは簡単にみせられへん」
 
「おとうちゃん ほんまはでけへんのんとちがうか」といわれてまた腹がたつのである。
 
「わしかて お手や お座り それにちんも出けるねんど まだある3べん回ってワンもでけるんや。
 
「おとうちゃん ちんてどんなもんや僕らみたことないよって一回みせてくれへんか」
 
「おまえら ちん も知らんのんか ちんわな 後ろの足だけで立つんや これはチョット難しいねんど」
 
「隣のアホでもでけへんやろ これすると大抵の人間は 褒めてくれんやろ うまいこといったら
 
なんかおやつくれることまちがいなしの芸や」
 
「ほんならいっぺんめせてんか ぼくら一回も見たことがないねん」と2匹にいわれて仕方がなく
 
やって見せることにした。
 
「ほんなら みせたるさかい よくみとけ一回だけやど」といって ちんをし始めるのであった。
 
「これはちょっと難しいよって準備運動せなあかんよってちょっと待っとけ」といって部屋中を走れ回る
 
のであった。
 
「よっしゃ もうええやろ といってちんをするのであった。
 
「おとうちゃん うまいもんやな 」といって2匹が大喜びになるのをみてヘロッピは
 
内心ホットするのであった。まったく偶然にできたような感じだったのである。
 
「僕らもするは」と言ってちんをするのであるがなかなできないのでヘロッピは
 
「お前らにはちんはまだむりやさかい お座りから覚えたらええのや」
 
「そやけど座るぐらいだれでもでけるがな 隣のホンダのおっちゃんでもでけるで」
 
「アホ ただす座るだけと違うのや 人間がいうたらすぐにせなあかんのや 人間の言葉を覚えな
 
あかんのや われわれ犬は人間には忠実でないとあかんのや ご主人のいうことには絶対やねん」
 
「隣のアホのホンダ見たいに泥棒なんかの言うことを聞いたらあかん ご主人を守るのがわれわれ犬
 
のしごとなんや」とまともなことをいうのである。
 
「おとうちゃんかっこええな いつもと違うな」と関心するのである。
 
2匹のいぬたちは お座りとお手の練習をはじめたのである。
 
続く