そしてある日の昼過ぎであった。
急にどこかで犬が吠え出したのであった。
ヘロッピは「誰や大きな声で吠えとるやないか、あれは一丁目のセントバーナードのハイジとペーターや
ないか」と言っているとあちこちで犬が吠えだしたのであった。
どうやらハイジとペーターが泥棒を見かけたらしいのである。
泥棒はハイジとペーターの家に入ろうとしたようであるがセントバーナードがあまりにもおおきいので
怖かったようである。
「あいつらからだはデカイけど気が弱いよってにアホな泥棒やなははははは」と笑い出したので隣の
ダックスのホンダが「お前も似たようなもんやないか」といって笑うのであった。
そして泥棒はまた秋田犬のハチのところにはいったようである。
肝心のハチは「今度は牛の骨やで こんなん久ぶりや」と言って喜んで吠えているのであった。
そしてあちこちでハチに怒って吠えだしたのであったがラッシーとシェーンが「今度は骨かええのう
うらやましいは、次は家にきてくれはんかいな」と言ってる様子である。
ヘロッピは自分とこでなかたので安心したようである。
どうやらまだ泥棒が町内にいるらしいのでポチが皆に「骨ぐらいでさわぐなアホ」といってここっているようで
ある。
そうしていると隣のホンダが急に大きな声で吠えだした。
「ヘロピ今うちのドアホーンがなったでついにきよった何くれるんやろ」と言って半分嬉しそうであった。
そして鍵を開けられたようである。
とうとうヘロッピの隣のホンダのところに泥棒がきたのであった。
ヘロッピはすぐに皆に知らせたのであった。
続く・・